2020年12月17日:新潟青陵大学・短期大学部において、学生、教職員の新型コロナウイルスへの感染リスクと感染による健康被害を最小限に抑えるため危機管理レベル引上げを行いました。
これからポスターを作成していく中で、学生たち同士の話し合いや、新潟青陵大学教職員・新潟イロドリプラスとの相談会も完全オンライン(ZOOM)での取り組みとなりました。
【 (後編)発表編スタート 】
ポスター検討会:複数回開催(2021.01月~02月中)
<Aチーム:カフェ香里鐘(カリヨン)>
「新潟イロドリプラス2名」「新潟青陵大学 齋藤准教授、宮口様」「Aチーム3名」計7名による検討会をZoomにて複数回開催させていただきました。
<セールスポイント> 居心地の良さ
3人が時間を掛けて導き出したセールスポイント。そこからまた時間を掛けてポスターの写真構図やキャッチコピーを考えていきます。
沢山の案を考えて、納得がいくまで話し合います。最初、カフェにある水槽のみにフォーカスしていましたが、検討の末、店主も登場させたいという方向性にシフトしていきます。チーム内で学年がバラバラだったため、スケジュールもなかなか合わず、LINEを駆使するなど工夫しながら意思疎通をとっていきました。
そして、3月。ついに考え抜いたポスターが完成しました!
<Bチーム:斎藤呉服店>
「新潟イロドリプラス2名」「新潟青陵大学 齋藤准教授、宮口様」「Bチーム3名」計7名による検討会をZoomにて複数回開催させていただきました。
<セールスポイント> 店主の人柄
各々が「これだ!」と思った案を出し合い、その後チーム内で話し合います。真剣に考えたからこそ自分の案を通したい。最初はそういう雰囲気の中、進行していました。後半になり、3人が導き出した内容を改めて検討した結果、セールポイントがそもそも違うのではという話になり、全てをゼロベースから考え直す必要が出てきました。折れそうになる心を曲げずに、今度は全員で50案以上のコピーを考えてくるという根性でポスター制作に励みました。
3月。ついにポスターが完成しました!
<Cチーム:クロスパルにいがた>
「新潟イロドリプラス2名」「新潟青陵大学 齋藤准教授、宮口様」「Cチーム3名」計7名による検討会をZoomにて複数回開催させていただきました。
<セールスポイント> 自由な学び
比較的3人の考えていることが一致し、スムーズに進行できた印象でした。勿論、各々で案を考える時間やZoomでの打ち合わせに余念はありません。早い段階から定めたセールスポイントを中心にポスターの写真構図やキャッチコピーを考えていきます。
途中、新潟イロドリプラスからの質問や提案などもありましたが、3人で話し合った意思はブレずに、最後まで自分たちの想定したポスターに向かって駆け抜けていきます。
3月。納得のいくポスターが無事完成しました!
新潟イロドリプラス×新潟青陵大学・短期大学部
学生制作商店ポスターによる地域活性化プロジェクト
制作ポスターをクロスパルにいがたに展示
【展示会概要】
日時:2021年3月9日(火)~3月21日(日)までの展示。
※最終日は終了時間未定
会場:クロスパルにいがた 1階ロビー(新潟市中央区礎町通3-2086)
展示内容:学生が制作したポスター3点及び事業概要
無事ポスターが完成し、新潟市中央公民館様からご協力により、クロスパルにいがた様1Fロビーにて展示会を開催することとなりました。
学生たちの考えた商店街・地域活性化に向けた取り組みを是非、現地にてご覧いただけますと幸いです!
<最後に:今回の企画を通して>
(Aチーム)チーム内での「ありがとう」。感謝の気持ちが、仲の良さの秘訣!
取材に行った時点で、3人ともお店のファンになっていて、それぞれの好きなところをポスターに落とし込んでいく際に、唯々ファン同士で話し合っているだけの時間になってしまったこともありました。
意見を擦り合わせることに凄くエネルギーを使いましたが、チームで動くことの面白さを実感することができましたし、感謝の気持ちをチーム内で持ちながら進めたことで信頼関係を築いていけたと考えております。社会人になったら、周りからのご協力あってこそ成り立つ場面が多々出てくると思いますので、今回の想いをこれからも決して忘れずに活動していきたいと思います。
(Bチーム)ここまで真剣に人と議論できたのは、大学生活でも3本の指に入るかも
最初、「自分の作りたいポスターを作るぞ!」って、各々で強い信念を持って新軒に取り組んでいた分、自分の意見を通したい気持ちも強かったと思います。全員の案を取り入れたいけど、入れられない。案を磨くことや擦り合わせることは本当に大変でしたが、案を取り下げるのではなく、それぞれの良いところを認め合い、話し合うことの大切さを実感しました。
結果、最初のイメージとは違うものになりましたが、こういう形で出来上がって本当に良かったと思います。大変だったからこそ充実感や達成感がある。それが今回の活動の魅力でもあったと思います。
(Cチーム)伝えたいことを伝えることの難しさ、大切さを学ぶことができました!
取材前には施設ということで、少し固いイメージがありましたが、良い意味で覆されました。本当にアットホームで優しく出迎えてくださって、職員さん同士のやり取りも凄く楽しそうで、最初は緊張しましたが和やかにお話していただいたことでリラックスしながら取材をすることができました。
やはり直接お話を聞かないと分からないことが沢山あると感じましたし、今まで知り得なかったことを知った時の楽しさを実感することができました。今後にも活かしていける貴重な経験となりましたので、今回の活動を取り組むことができて本当に良かったです。
(新潟市中央公民館様からのメッセージ)
中央公民館はクロスパルの中にある社会教育施設であり、これからの地域を担っていく若者と一緒に何かをやりたい!という想いを持ち続けていました。そんな時に新潟青陵大学との出会いがあり、今回のポスタープロジェクトに協力させていただくことになりました。
これを連携の第一歩とし、大学生ならではのエッセンスを盛り込んだ公民館事業に一緒に取り組んでいけたらと思っています。
(新潟イロドリプラスからのメッセージ)
ポスタープロジェクトの企画・運営・サポートを新潟青陵大学・短期大学部の皆様方と一緒になって進行させていただきました。新型コロナウイルスの影響で途中、リアルからオンラインでの取り組みとなりましたが、世情に合わせネット環境を存分に駆使した取り組みとなり、これからの活動の在り方を再発見する良い機会にもなったと考えております。
今後とも地域活性化への志のもと、一つの目標に向かって共同しながら取り組める事業に邁進していきたいと考えております。
大学を卒業生する学生。来年2年生になる学生。年齢と学部を超えて取り組んできた「ポスターコミュニケーション/地域活性化プロジェクト」。今回の企画が地域と、そして学生たちのこれからに活かせていけることを願って止みません。
本企画に応援、ご協力していただきまして全ての皆様方に御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
(To Be continued Poster project…Thank you!)
【振り返りまとめ映像】
【ThanksMovie:お店からの御礼メッセージ映像】