(前編)学習編/地域活性化PJ2020

【ポスター&コミュニケーション】

それは1つの企画書からスタートした。

「地域活性化」×「おもしろい」
=「商店街ポスター展


商店街ポスター展とは

 商店街各店舗のポスターを電通社の若手スタッフたちがボランティアで制作し、それをアーケード中に展示しました。約半数の店のシャッターが下りてしまった商店街がアホで奇妙なアートやパフォーマンスで埋め尽くされました。
 その取り組みの面白さに多くの方が感銘を受け、今でも様々な地域で影響を受けた商店街ポスター展が展開されています。

商店街ポスター展の仕掛け人/広告界の異端児「日下慶太氏」

地域を活性化するためにできることは。

学生と大人が手を取り合ってできること。
大規模ではなくても、キッカケがあれば継続して繋いでいける。まずは最初の一歩から。
そんな想いが詰まった「企画書」が、新潟の魅力を発信する「新潟イロドリプラス」から「新潟青陵大学 齋藤准教授」のもとに渡ったことからプロジェクトはスタートしました。


第1回プロジェクトZoom会議(2020.08.05)
第2回プロジェクトZoom会議(2020.08.17)

新潟の魅力を企画・発信する「新潟イロドリプラス」
学びの機会を提供する「新潟青陵大学・短期大学部」
新潟の未来を考える「新潟青陵学園の大学生」

「新潟イロドリプラス2名」「新潟青陵大学 齋藤准教授」「新潟青陵大学 学生1名」計4名によるZoom会議。

・学生たちの現状
・コロナ渦の状況で出来ること
・企画の選定
・スケジュール予定
・参加人数/参加募集について

それぞれの立場から「共通の想い」が結びつき、本格的にプロジェクトを走らせる決意が固まりました。


第3回プロジェクト会議(2020.09.03)

「新潟イロドリプラス2名」「新潟青陵大学 齋藤准教授、宮口様」「新潟青陵大学 学生4名」計8名による顔合わせ会議。

コロナ感染対策を講じた中での、リアル会議。
企画の趣旨を「新潟イロドリプラス」から説明し、学生からの活発な質問と意見を受け、長時間の議論の結果、今後の方向性が決定しました。


プロジェクトメンバー募集(-2020.10.16)

学生の力で新潟を盛上げていきませんか!?
地域のお店を取材し、大学生の視点からみたその魅力をポスターという形で発信します!
目指すは「ポスターを通した地域活性化」

 前回の会議で、10名近辺の学生で進行することが決定され、学内限定でプロジェクトメンバーを募集しました。就活やテスト等、忙しい中で手を上げてもらえるのか、約1カ月、その時を待ちます。


(番外)日下慶太氏とのZoom打ち合わせ

「新潟イロドリプラス」×「日下慶太氏」

当初から、広告のプロフェッショナルである日下慶太氏からのアドバイスは必須であると考え、ご協力を仰がせていただいておりました。Zoomによるレクチャーを快く快諾してくださり、当日の方向性を打ち合わせしました。
お忙しい中、本当にありがとうございました。


第1回ミーティング(2020.11.05)

「新潟イロドリプラス2名」「新潟青陵大学 齋藤准教授、宮口様」「新潟青陵大学 学生10名」計14名によるミーティングを開催。オブザーバーとして「新潟市役所教育文化施設 職員様2名」からもご参加。

 少し緊張が漂う中、ミーティングはスタートしました。初めて同士のため、まずは自己紹介から。本当に素敵な個性を覗かせながら、堂々と明るく1人1人がスピーチしました。

 そして、「新潟イロドリプラス」から小セミナーとして今後の趣旨や事前情報を説明する時間とし、「新潟青陵大学 職員宮口様」から今回のプロジェクトを通して、学生自身が各々どのような部分を成長させたいか等を考えてもらう時間となりました。

 マスクを着け、隣との間隔を十分に空け、透明シートの仕切りで完全防御の設営となりました。顔が見えづらいという点もありましたが、その分、他人の話を集中して聴くなど大切なことが詰まった充実した時間となりました。


第2回ミーティング/Zoomセミナー(2020.11.11)

 ついに、今後の核となる勉強会がZoomにて開催されました。勿論、講師は日下慶太氏
一方からの講義ではなく、学生1人1人に語り掛け、質問を投げかけ答えてもらうワークショップに近い形でレクチャーは進行しました。

 人に伝えることの本質から始まり、実際に取材するときに必要なテクニックなど、惜しげもない情報が飛び交い、参加した大人たちも随時頷き、「凄い」という独り言が止まらない凝縮した勉強時間となりました。

 本来であれば、新潟で直接お話を聞かせていただきたいところでもありましたし、今後もリアルでご指導を仰ぎたいところではありますが、コロナ渦の影響もあり、オンラインという形を取らせていただきました。しかし、今回のような形で勉強会がなされたこと、ご協力いただいたことに心から日下氏に感謝申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。


そして、これから

講義が終わり、まだまだ序章。
いよいよこれからが実践・本番です。
コロナ渦の中、どこまで進めるかは世情をしっかりと把握した上で検討していきたいと思います。ここまでご協力をいただいた皆さま方に深く感謝を申し上げ、引き続き手を組んで、プロジェクトを進行していければと思います。

目指すはポスターを通した地域活性化!

(中編)取材編へつづく