☆学生考案☆
新潟の地方野菜を使ったレシピ集
今年は新型コロナウイルスの影響で、大学ゼミでの卒業記念発表会が無くなるかもしれない…
学生にとっては、1度しかない卒業という舞台。
「少しでも記念になるものを残してあげたい」
そんな新潟青陵大学・岩森准教授の想いのもと、今回の企画が立ち上がりました。
「新潟の地方野菜」×「レシピ」×「学生」×「魅力発信」
=「地域活性化」
新潟県の伝統野菜に触れて知ることで、新潟の魅力を少しでも伝播できることを願います。
新潟青陵大学 岩森ゼミ一同
はじめに
その土地土地の気候風土の特長を生かしながら、昔から栽培され、そこに住む人々の食生活に結びついた野菜があり、伝統野菜、地方野菜などと呼ばれています。
新潟県には伝統野菜・地方野菜が、なす、菜類、うり類などで数十種類あるといわれています。その成り立ちは、別の地域からの伝わってきたものの選抜や他県のものと地元のものの交雑などです。
伝統野菜・地方野菜は一般的に、栽培に手間がかかるなど生産に不利な面がありますが、新潟県内には産地の特色を活かし、独自のブランドを築き上げた野菜があります。
(新潟県ホームページより)
【使用した食材】
・雪下人参
・やわはだねぎ
・おけさ柿
・かきのもと
・白雪小かぶ
・栃尾のあぶらあげ
・女池菜
01:編集後記
地産地消は、食料自給率の上昇を支えるだけでなく、生産者との繋がりを築くことができることや、健康的な食生活の実現など、たくさんのメリットを生むことができます。コロナ禍において、家庭で料理をする機会が増えてくると思われるので、地元の食材を進んで使い、それらのメリットを生かしたレシピ集を作りたいと考えました。
地産地消について、調べていくうえでたくさんの人の協力で成り立っていることが分かりました。また新型コロナウィルスによって影響を受けている農家の方のためにも地産地消は大事なことだと思いました。そして新潟県の中でも場所によって収穫している食材が全然違って初めて聞く食材の名前もありました。これを機に新潟産の食材を意識して買い物していきたいと思っています。
新潟県には「コシヒカリ」という日本人なら誰もが知っている特産物があります。しかし、その他にも調べてみると新潟には美味しい地域野菜が沢山あることを知りました。お米県だけでなく、地産地消の県としても名乗れるよう地方野菜についても広がってほしいと思いました。そのために、私たちは地方野菜の美味しさを生かした創作料理を考えました。時短のレシピも取り揃えていますので、毎日の食生活に取り入れていただければと思います。
コロナ渦で家庭において料理をする人が増える中、地域でとれる地方野菜のよさを見直し、おいしい地方食材を使ってレシピを考案しました。地方食材について調べ、その食材を使った創作料理を考案し、自宅で調理し撮影してもらい、レシピ集をとしてまとめました。新潟の地域の美味しい食材をうまく食卓に取り入れることで、毎日の食生活を美味しく豊かすることにお役立ていただければと思います。